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*コラム*  『内山健二郎の今日の一曲〜食べるように聴いている〜』       『走るクリス日記』
ミサイル兄弟

      走るクリス日記

走るドラマー・クリスの、ロードストーリー。

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7月5日(土) すさまじきもの真夏の引越し。


南大沢をちょっと早めに脱出。
羽田へと急ぐ。

ヨウイチロウは復活して俺といっしょに仕事していたのだが。
今日は違う仕事をやらされてしまった。

さっそく職長のヤサカボーイに怒られていたが。

ヨウイチロウには負荷が高すぎるのでは。
ヤサカボーイももうちょい考えなければ。
しばらく俺はいないのだがヨウイチロウはサバイバル出来るのか?

そんな不安を胸に今日の最終便で四国は松山へと向かう。

愛媛で働いていた絶対的に美しい女が転勤になってしまったので引越しのお手伝いだ。
坐骨神経痛の身体をひきづりながらの引越しの手伝いだ。
本気で手伝うつもりなどなく。
観光気分だったのだが。

直前になってミルトン夫妻も参加することになった。
これはヤバいことになってしまった。
引越し奴隷か?

朝からビール飲んでプラプラの予定が!
いいから!いいから!でお昼寝のつもりが。
音をたてて崩れるような気分だ。

真夏の引越し。
枕草子の“すさまじきもの”の中に真夏の引越しがなかったのが不思議だ。

“すさまじきもの”は最近の女のお笑いピン芸人の原型みたいな感じがする。
女とは限らないな。
あるある探険隊も“すさまじきもの”スタイルだ。

日記文学としてもクリス日記のお手本にしたいのだが。
高校以来まったく読んでいない。
読むとすぐに影響されてしまう俺だ。
アンネの日記
徒然草
枕草子は読みたいとは思っているのだが。
なかなか暇がない。
土佐日記もあるが最近流行りのお姉キャラ。
読む気がしない。

真夏の引越しもすさまじきものだが。
南大沢から羽田空港への道のりもすさまじい。
エアポートリムジンもあるようなのだが。
時間に余裕がないので調べてもみなかった。
土曜日の京王相模原線自体がうんざりトレインなのに。
調布でうんざり。
新宿でうんざり。

考えてみたらそんなに仕事が忙しいわけではないので休んでも構わなかったのだ。
いつも休む前はめいいっぱい働く癖がついてしまっている。
わけもなくそうしていた。
のんびり出来ない貧乏癖が染み付いてしまっている。

せめてキハチで一服したいものだが。
やっぱり無理かな?

山手線では結婚式帰りの酔っ払い軍団に囲まれてしまった。
みんなご機嫌で。
俺までなんだかご機嫌な気分になってしまったじゃないか!
口の中はキハチでシャンパンモードだぞ。
えらくご機嫌な一族だ。
みんな引出物のウェスティンホテルのでっかい紙袋を持って電車に。
普通はタクシーだろうと思うのだが。
みなさんハッピーで不快感はない。
結婚式ってそんなものか。

ここまでの俺の苦悩を知ってか知らずか?
京浜急行はご機嫌トレイン。
品川を出たら蒲田に羽田空港のどっかーんトレインだ。
しかも空いている。

ついさっきまで南大沢の山奥にいたなんて。
怒涛の現場で汗まみれだったなんて。
嘘のようだ。


チケットのアレンジに時間がかからなければキハチて一服は可能な感じだ。
いいぞ京浜急行!


美味い!
今年飲んだビールで一番かも。
こんな時のためにビールはあるのかも。
チケットのアレンジはスムーズだった。
“やらと”で桐の箱に入ったゴージャス羊羹を購入。
キハチで一服にたどり着くことが出来た。
パーフェクト。

二杯目のビールを注文。
パーフェクトな気分だ。
7月5日(土) 走るシャービック美人!


フルーチェを食べてミサイル兄弟の練習に出かけた。
一人で食べるとフルーチェはオトナの俺でもやっぱり多い。
ただ、作ってしまったフルーチェを保存する気にはならない。
シャービック派を前にフルーチェ派が強気になれないところだ。

ただ、フルーチェはすぐ出来る。
もう出来ていると言ってもいいだろう。

せっかちなのか?
フルーチェ派?

シャービック派とフルーチェ派。
人生観。
生き方の違いなのかもしれない。

俺がフルーチェを選んでいると言うより。
人間はフルーチェに選ばれているのかもしれない。


練習が終わってセブンイレブンで噂のシャービックをチェックした。
なるほど。
シャービック派にはシャービック派の数だけのシャービックがある。
ハンドメイドがこそがシャービックの基本。
究極のシャービックを求めて山ごもり。
究極のシャービックは究極の牛乳から。
牧畜からはじめるシャービック仙人まではいかなくても。
他人が作ったシャービックなんか食えるか!
アッキーなんかはそんなタイプだろう。

コンビニでアイスといっしょに販売するにあたりぶつかる壁だ。

シャービックを愛する人間であればこそ自分のシャービックに対するシャービック愛があるはずだ。
出来合いのシャービックをどうとらえるのか?

そうシャービッカーの数だけシャービックのカタチもあるのだ。

味とカタチ。
すべてのシャービッカーを満足させるシャービックの創造。
開発担当者の苦悩か?
奇跡的なひらめきなのか。

キューブ状のシャービックの中に一つだけハート型のシャービック。
四ツ葉のクローバー的な幸福感。
マッド・シャービッカーも納得だろう。

マリちゃんの日記にもあったが。
シャービックを販売しているのはハウス食品ではない。

ロイヤルと言う会社だ。
マリちゃんの日記にはロイヤルホストとも関係ないと書いていたが。
同じ会社なのでは?
会社の名前が違うので厳密には同じ会社ではないだろうが。
京王帝都電鉄と京王デパートみたいな。
同じグループでは?


ロイヤルの仕入れ担当者は毎朝、新聞折り込みのチラシをチェック!
シャービックの特売をチェックしては。
パートのおばちゃんといっしょに買い付けだ。
個数制限やメロン味だけの特売とか。
仕入れ担当者の頭の痛いところだ。
原油価格高騰で買い付けおばちゃん軍団は自転車で出動!
買い付けおばちゃん軍団の中にヤケに綺麗な人がいると思ったら。
中国人の不法就労者だと思って間違いない。
しかしシャービックに関しては地元の当局も大目にみているところだ。
シャービック美人。